[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

錦織追い詰めた 無名の世界176位に大会公式賛辞「顔上げて。物凄い試合したから」

テニスの4大大会・全豪オープンは15日、男子シングルス1回戦で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が3-6、6-7、6-0、6-2、3-0の時点で同176位カミル・マイクシャク(ポーランド)の棄権により2回戦進出。右手などの痙攣により無念の敗退となった23歳だが、2セット先取して錦織がラケットを叩きつけるシーンも生まれるなど、追い詰めた。大会公式も「顔を上げて。物凄い試合をしたのだから」と賛辞を送っている。

大健闘むなしく棄権敗退のカミル・マイクシャク【写真:Getty Images】
大健闘むなしく棄権敗退のカミル・マイクシャク【写真:Getty Images】

最後は負傷棄権も2セット先取、錦織がラケット叩きつける場面も…

 テニスの4大大会・全豪オープンは15日、男子シングルス1回戦で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が3-6、6-7、6-0、6-2、3-0の時点で同176位カミル・マイクシャク(ポーランド)の棄権により2回戦進出。右手などの痙攣により無念の敗退となった23歳だが、2セット先取して錦織がラケットを叩きつけるシーンも生まれるなど、追い詰めた。大会公式も「顔を上げて。物凄い試合をしたのだから」と賛辞を送っている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 海外大手ブックメーカーでは1回戦屈指の鉄板試合とされた一戦でポーランドの23歳が錦織を追い詰めた。第1セットから力強いサービスから優位に展開し、ミスもなく隙のない、キレキレのテニスを披露。反対に錦織のミスを誘い、2セットダウンと追い込んだ第2セットは錦織がラケットを叩きつける場面もあった。それほど、世界トップ10の名手を追い込んだ。

 しかし、第3セットの第3ゲームあたりから右手と右足がしびれたような仕草を見せた。一時は走るのもままらないほどの状態となったが、すぐには棄権せず、第4セットは2ゲームを奪取。観客を大いに盛り上げ、喝采を呼んだ。最後は棄権となったが、大会公式ツイッターは「カミル・マイクシャク、顔を上げて。物凄い試合をしたのだから」と速報し、労った。

 まだまだ世界的には無名の存在。海外ファンも「彼はキャリア最高の試合をしたのに…アンラッキー」「ポーランドの誇りだ。よくやった」「彼に大きなリスペクトを」「ファンも増えたから、気を取り直して!!」「次世代を担う選手! 信じられないようなパフォーマンスをありがとう!」と続々反響。真夏のメルボルンに爽やかな風を吹かせ、コートを去った。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集