初戦快勝後の会見でハプニング、寝た記者を見つけて放った一言は…

　テニスの4大大会・全豪オープンは14日、男子シングルス1回戦で世界ランク2位のラファエル・ナダルがジェームズ・ダックワース（オーストラリア）に6-4、6-3、7-5でストレート勝ち。難なく2回戦進出を決めたが、試合後の会見でハプニングが起きた。目の前で居眠りしている記者を発見。怒るどころかユーモア溢れる発言で笑いを誘う“神対応”を見せた。実際のシーンをATP公式インスタグラムが動画付きで公開し、海外で「これには笑った」「彼の表情が最高！」と絶賛の嵐を呼んでいる。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　まさかの珍事だった。危なげなく初戦を突破して挑んだ会見。その途中、ナダルの表情が変わった。「おやっ」という表情で鼻の下を伸ばし、のぞき込むように自身の右方向に視線を向けた。なんと、その先には居眠りしてしまった記者がいたのだ。会見場にくすくすと笑いが起きる。ただ、世界トップ選手の会見。怒ってもおかしくない場面だったが、ナダルはさすがだった。

「今日の試合は面白くなかったよね」と言い放った。波乱なく順当に勝った試合をユーモアたっぷりに表現し、寝てしまうのも無理もないと言わんばかりの余裕を見せ、会見場に爆笑を巻き起こしたのだ。ATP公式インスタグラムは「ラファエル・ナダル、会見中に居眠りしている記者を見つける」と題し、実際の一部始終を動画付きで公開し、目の当たりにした海外ファンも喝采だ。