マレー、“最後の全豪”で敗退 去就明言せず「今日が僕のラストマッチになっても…」
テニスの4大大会・全豪オープンは14日、今季限りで引退を表明している元世界ランク1位アンディ・マレー(英国)がロベルト・バウティスタアグート(スペイン)に4-6、4-6、7-6、7-6、2-6で惜敗。4時間超えの死闘の末に敗れた。ATPは往年を彷彿させる咆哮の場面を画像付きで紹介してファンに感動を誘い、試合後にマレーが「ウィンブルドンを目指すかは分からない」と発言したことを紹介している。
今大会限りの引退も示唆していたマレー「僕にとって感傷的な瞬間だった」
テニスの4大大会・全豪オープンは14日、今季限りで引退を表明している元世界ランク1位アンディ・マレー(英国)がロベルト・バウティスタアグート(スペイン)に4-6、4-6、7-6、7-6、2-6で惜敗。4時間超えの死闘の末に敗れた。ATPは往年を彷彿させる咆哮の場面を画像付きで紹介してファンに感動を誘い、試合後にマレーが「ウィンブルドンを目指すかは分からない」と発言したことを紹介している。
これが最後になってほしくない。コート上で闘志をむき出しにして戦う姿を見れば、誰もがそう思った。2セット先取されながら、そこから怒涛の追い上げで2セット取り返す。最終セットは故障を抱える体に酷だったが、最後まで闘志を見せた。
4時間を超えるフルセットの末に惜しくも初戦敗退。それでも、ATP公式インスタグラムは“最後の全豪”で鬼の形相で右手でガッツポーズを繰り出す印象的な姿を画像付きで公開し、感動を誘っている。
今大会限りの引退も示唆していたマレー。ATP公式サイトによると、試合後は「僕にとって感傷的な瞬間だった。クールだ。試合をする前には思わなかったことだ。僕がウィンブルドンを目指すかどうかは分からない。分からないんだ」と振り返った。