競泳50m自由形で人類史上初の19秒台誕生 ケイマン諸島の22歳が短水路世界選手権で偉業達成
競泳の短水路世界選手権は14日(日本時間15日)、ハンガリーのブダペストで男子50メートル自由形の準決勝が行われ、ジョーダン・クルックス(ケイマン諸島)が19秒90の世界新記録を叩き出した。人類史上初の19秒台突入。世界水泳連盟は「歴史が作られた」と快挙を称えた。
ケイマン諸島の22歳クルックスが世界新記録
競泳の短水路世界選手権は14日(日本時間15日)、ハンガリーのブダペストで男子50メートル自由形の準決勝が行われ、ジョーダン・クルックス(ケイマン諸島)が19秒90の世界新記録を叩き出した。人類史上初の19秒台突入。世界水泳連盟は「歴史が作られた」と快挙を称えた。
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22歳のクルックスは午前中に行われた予選で20秒08を記録。ケーレブ・ドレッセル(米国)が2020年に記録した20秒16の世界記録を4年ぶりに更新した。同日の準決勝ではさらにタイムを伸ばし、19秒90をマーク。19秒台に突入した世界初の選手となった。世界水泳連盟の公式Xは「歴史が作られた」と快挙を称賛した。
ケイマン諸島出身のクルックスは米テネシー大に所属。2022年の前回大会では男子50メートル自由形で金メダルを獲得した。今夏のパリ五輪にも出場。米紙「USAトゥデイ」によると、ケイマン諸島の競泳選手として初めて決勝進出を果たし、男子50メートル自由形で8位に入った。
(THE ANSWER編集部)