ジョコからマレーへ 同い年の友に“BIG4の惜別”「何が起きても僕らの試合を大事に」
男子テニスで今季限りで現役引退することを表明した元世界ランク1位のアンディ・マレー。英国の英雄が31歳で下した決断に対して男女問わず、惜別のメッセージを発信しているが、「BIG4」を形成した世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も誕生日が1週間違いの同い年の盟友に対して「何が起こっても、僕らの試合を大事に思う」と惜しんでいる。
誕生日は1週間違い、36度対戦した引退の戦友を労う「君は挑戦し、人々を鼓舞した」
男子テニスで今季限りで現役引退することを表明した元世界ランク1位のアンディ・マレー。英国の英雄が31歳で下した決断に対して男女問わず、惜別のメッセージを発信しているが、「BIG4」を形成した世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も誕生日が1週間違いの同い年の盟友に対して「何が起こっても、僕らの試合を大事に思う」と惜しんでいる。
過去36度対戦し、幾多の名勝負を生んできた盟友へ。ジョコビッチはインスタグラムを更新。コート上で寄り添い、一緒に歩くマレーとの印象的な2ショットの画像を添えた。そして、初めて対戦した2001年のフランスを振り返り、こうつづっている。
「初めて僕たちは出会ってプレーをした。驚くべきライバルとして僕に多くのことを教えてくれ、互いに何年にも渡り大きな舞台でお互いがプレーを経験してきた。君は挑戦をして、勇ましく人々を鼓舞した。
僕は悲しみの感情を言葉にすることができなかった。アスリートとして、テニス選手として、また友達として、僕はこの全豪オープンで君をリスペクトして、次の高いレベルへ行けるように最大限のサポートをする。
何が起こっても、僕らの何年にも渡る驚くべき試合を大事に思い、これらを嬉しく思っている。ビッグ・ハグ、アンディ。強く居続けてくれ」
マレーは87年5月15日、ジョコビッチは87年5月22日生まれで1週間違いの同い年。14歳で初めて対戦してから互いに世界NO1に上り詰め、同じ時代をコート上で生きた戦友に対する思いは格別なものがあった。
(THE ANSWER編集部)