ダルビッシュの“特殊能力”に同僚驚愕 「すごすぎる」と舌を巻いた変幻自在ぶり「そっくりなんだ」
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手の“特殊能力”が同僚右腕のマイケル・キング投手に絶賛されている。シーズン中に、自らのフォームをコピーされたと明かし「自分の投球フォームを完全に変化させることができる」と変幻自在なベテランの技術に舌を巻いている。
ピッチングニンジャのYouTubeチャンネルに出演
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手の“特殊能力”が同僚右腕のマイケル・キング投手に絶賛されている。シーズン中に、自らのフォームをコピーされたと明かし「自分の投球フォームを完全に変化させることができる」と変幻自在なベテランの技術に舌を巻いている。
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キングは「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家、ロブ・フリードマン氏が自身のXに公開した動画に出演し、9月27日(日本時間28日)に行われたダイヤモンドバックス戦で起きた事件について語った。
ダルビッシュは投球モーションを起こす際、上体をほぼ垂直に保つが、この試合ではかなり前傾したフォームから横方向に大きく変化するスイーパーを投げている。キングが「身体を傾けた?」と聞くと「ああ。これは“キング”のスイーパーなんだ」と答えが返ってきた。最初は理解できなかったというキングがその意味を聞くと「他の球種でこの投げ方はしないけど、身体を傾けてできるだけ水平にして、もっと回転を加えたかったんだ」と狙いを明かしたという。
自らの投球をあっという間にコピーされたキングは「僕やジョー・マスグローブ、ディラン・シーズ(ともにパドレス)の投球フォームをまねる彼を見ていると、そっくりなんだ」と仰天エピソードを告白。「それだけのボディコントロールを持っているのはすごすぎる」と、体の動きを隅々まで把握し、すぐに思うようなフォームで投げられる能力に驚いている。
さらに「大リーグレベルで自分の投球フォームを完全に変化させることができて、成功を収めることができるのは、彼がこれほどの長いキャリアを続けられている理由だと思うよ」と、38歳になった今も第一線で投げ続けられる秘訣だと見ているようだ。
(THE ANSWER編集部)