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女子ゴルフ会場で珍事「ロープ内にいてOKなの?」 選手に近づき…「ライン読んでる?」

国内女子ゴルフ・レギュラーツアーでは今季も華やかな舞台で選手たちが活躍し、ファンを喜ばせた。そんな女子ゴルフ界のコース内外で起きた名珍場面を振り返る。グリーン周りにいた珍客が「OKなの?」と話題になっていた。

女子ゴルフの安田祐香【写真:Getty Images】
女子ゴルフの安田祐香【写真:Getty Images】

今季も名珍場面が誕生

 国内女子ゴルフ・レギュラーツアーでは今季も華やかな舞台で選手たちが活躍し、ファンを喜ばせた。そんな女子ゴルフ界のコース内外で起きた名珍場面を振り返る。グリーン周りにいた珍客が「OKなの?」と話題になっていた。

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○10月、スタンレーレディスホンダで珍客登場

 第2日に珍客が出現した。選手がプレーするグリーンのすぐそば。大胆にものんびり座っていたのは、鹿だった。ゴルフ場で野生動物が出現するのは珍しくないものの、金田久美子、安田祐香、佐藤心結らを見つめているようだった。

 現地で撮られた画像を日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムが公開。「“特等席”で選手のプレーを見守るギャラリー」と紹介した。ファンからは「ローピング内OKなのか」「おっ鹿くん」「随分と長い時間くつろいで居たようですね」「選手の皆さまはドキドキ……」「鹿さんも静かに観戦中ですね」「鹿さんライン読んでる?」と冗談交じりにつづられていた。

○10月、日本女子オープンで竹田麗央が優勝

 今季大躍進を遂げたのが竹田だ。最終日に3バーディー、1ボギーの70で回り、通算10アンダーで優勝。最終18番パー4で短いウイニングパットを決めると、右手でキャップのつばを握った。拍手と声援を送るギャラリーに会釈。今季7度目となった優勝会見で「ガッツポーズは出ませんか」と問われ、肩をすくめながら「次、やります」と笑っていた。

 ただ、ラウンド中にはハプニングも。18番のティーグラウンドでショットを仕切り直し。「電話をしている方がいたので。12番で携帯電話の音が気になったまま打ってミスをしたので、18番では打つのを止めました」。再びアドレスに入り、第1打はフェアウェーを捉えてパー。パワーと技だけでなく、メンタルの成長も見せつけた。11月にはTOTOジャパンクラシックで優勝。来季は米ツアーに挑む。

○9月、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで安田祐香が初優勝

 悪天候の影響で27ホールに短縮された大会。最終日を首位で出た安田は4バーディー、2ボギーの「34」をマークし、通算9アンダーで逃げ切った。涙のツアー初優勝。アマチュア時代からツアーで活躍したことで将来を期待されたが、同期に次々と先を越されるなど苦しい時期を過ごした。そんな苦悩を見てきたのが先輩の青木瀬令奈だ。

 自身は10位でホールアウトした後、最終18番のグリーン脇で仲の良い後輩の優勝を見届けた。ウイニングパットを沈めると感激の表情。インスタグラムではプライベートの2ショット付きで「最後はうるうるが止まらなかったよ」「次は私が頑張らなくては そう思わせてくれる後輩に出会えたことにも感謝です」と刺激を受けた様子だった。安田はメルセデス・ランク15位、青木は21位に入り、ツアーを盛り上げた。

(THE ANSWER編集部)


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