佐々木朗希にメジャー元MVP捕手がラブコール 現在は編成トップ、獲得なら「月を飛び越えるほど…」
米大リーグでは各球団の首脳や選手代理人が一堂に会するウインターミーティングが9日(日本時間10日)から米テキサス州ダラスで行われている。特に注目を集めているのが、プロ野球のロッテからポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指している佐々木朗希投手だ。現役時代は名捕手として知られたジャイアンツの編成本部長も「夢のようだ」と獲得を待望している。
ウインターミーティングで佐々木朗希が注目集める
米大リーグでは各球団の首脳や選手代理人が一堂に会するウインターミーティングが9日(日本時間10日)から米テキサス州ダラスで行われている。特に注目を集めているのが、プロ野球のロッテからポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指している佐々木朗希投手だ。現役時代は名捕手として知られたジャイアンツの編成本部長も「夢のようだ」と獲得を待望している。
10日(同11日)は佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が登場。MLB公式サイトによると、同氏は「各球団がすでにプレゼンテーションを送り始めている」と争奪戦が始まっていることを明かした。同氏によると、佐々木には西海岸や東海岸といった地域のこだわりはなく、市場の小さな球団も選択肢に入っているという。
獲得に乗り出す球団の1つがジャイアンツだ。カリフォルニア州地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者は「ジャイアンツはササキへの提案を準備している球団のうちの1つだ」とXに投稿。「(バスター)ポージーは、もしジャイアンツが彼と契約すれば『月を飛び越えるほどの喜び』だと話した。『それは夢のようだよ』と彼は言った」と編成本部長の言葉を伝えた。
ポージー編成本部長は現役時代、ジャイアンツ一筋12年で新人王、MVP、首位打者、3度のワールドシリーズ制覇を成し遂げた名捕手。2021年シーズンを最後に引退し、今年9月に編成本部長に就任したことが発表された。スラッサー記者はジャイアンツのセールスポイントとして「堅実な守備、(投手有利な)球場」を挙げた。
(THE ANSWER編集部)