ド軍地元紙記者が予測する佐々木の移籍先「素晴らしい場所だよ」

　プロ野球ロッテの佐々木朗希投手はこのオフ、ポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指している。移籍先として、大谷翔平投手が在籍するドジャースを本命視する見方が多い中、ドジャース地元紙の記者からは他球団を推す声が上がった。佐々木が最高の野球選手を目指すのであれば、大谷とはプレーすべきでないというのだ。

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　米専門ポッドキャスト番組「ジョン・ケンテラ・ショー」は、公式YouTubeで動画を公開。司会のジョン・ケンテラ氏が「ロウキ・ササキは最終的にどうなるだろうか？」と質問した相手は、ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のディラン・ヘルナンデス記者だ。

　これにヘルナンデス記者は「私が思うに（移籍先の）決め手となる要因は『彼がキャリアで何を成し遂げたいか』『彼が本当に最高の選手になりたいか』だ」と答えている。

　さらに「もし最高の選手になりたいなら、彼はオオタニとプレーできない。彼はオオタニを倒さなくてはならない、だろ？」とし、現在球界最高の選手とみられている大谷と対決してこそ、最高の選手になれるとした。その場合の移籍先候補として有力なのは、ドジャースにとっては同地区のライバルとなるパドレスだという。

「何度も言うようだけど、もし彼が最高の選手になりたいなら、正直に言えばパドレスは素晴らしい場所だよ。あそこにはユウ・ダルビッシュがいる。彼にとっては素晴らしいメンターだ。隣にダルビッシュがいることは、メジャーリーグに順応するうえでこれ以上の方法はあるだろうか」。昨年のワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表で共闘したダルビッシュの存在が、メジャーで活躍する上での大きな助けになるとした。