ヘッドスピード41/mで「Xシャフトが適合」の理由とは 記者が体験した人気ゴルフ診断&レッスン
グリップの先端をボールにぶつけるイメージ
その後、Sよりも軟らかいRシャフトも試した。飛距離は240ヤード程度だが、スピン量は再び3000 rpm以上になった。
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「アゲインストでも遠くにボールを運ぶには、2500rpm以下に抑えたいところです」
納得の説明だった。そして、「もう少しタメができればもっと飛ばせます」とアドバイスも受け、切り返しのタイミングを教わった。
「トップに入った段階で腰を切る。そして、左の壁を意識しながらグリップの先端をボールにぶつけにいくイメージで打ってみてください。方向性も良くなります」
確かにこれができると力がよりボールに伝わる感じがする。フェースが被り気味で、左に曲がりがちなアイアンショットの弾道もストレートに近くなった。
その上で、「スイング診断」の結果として、各数値に加え、イラスト化されたスイング軌道の画像と動画も提供された(ブリヂストンスポーツで独自開発したアプリにダウンロード)。なお、こうした「スイング診断」は110分間で2万2000円。ブリヂストンゴルフガーデンTOKYOの公式サイトには、「科学的なスイング解析とコースマネジメント力、身体の状態を『見える化』し、あなたの今のゴルフ総合力を診断。いままでの経験や勘に頼った指導ではない、あなただけのオリジナルメニューを提案します」と記されている。
そこから、各自の目標に合わせたレッスン会に入会するかどうかを検討することになるが、同ガーデンの評判を聞きつけ、北は北海道、南は沖縄からレッスン会に足を運ぶ利用者もいるという。水野プロらスタッフは、そんなやる気に満ちた顧客のニーズに応えるべく、日々、分かりやすい指導法を探究している。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)