女子ゴルフ最終戦でNo.1記録誕生 1年で13個奪取した首位発進・桑木志帆「2打目で持つクラブが…」
国内女子ゴルフの今季最終戦、メジャー大会のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが21日に宮崎CC(6497ヤード、パー72)で開幕。初日、今季2勝でメルセデス・ランキング6位の桑木志帆(大和ハウス工業)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしの66で回り、6アンダーで単独首位発進を決めた。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は「単年での年間最多イーグル記録を更新」したことを発表。本人もSNS上で「嬉しいー!!」と喜んだ。
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ初日
国内女子ゴルフの今季最終戦、メジャー大会のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが21日に宮崎CC(6497ヤード、パー72)で開幕。初日、今季2勝でメルセデス・ランキング6位の桑木志帆(大和ハウス工業)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしの66で回り、6アンダーで単独首位発進を決めた。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は「単年での年間最多イーグル記録を更新」したことを発表。本人もSNS上で「嬉しいー!!」と喜んだ。
しっかり打ち切った。11番パー5の第2打、残り226ヤードから3Wで2オンに成功した桑木。6メートルのロングパットをねじ込んだ。ボールをカップから拾い上げ、ギャラリーの声援に応えると、キャディーとグータッチをして笑顔を見せた。
JLPGA公式Xは「シーズン13個目のイーグル 桑木志帆が11番でイーグルパットを決めて単年での年間最多イーグル記録を更新」とつづって動画を公開。この投稿を引用した桑木は「嬉しいー!! その後の2メートルのイーグルパットは外したけど… あしたも頑張ります!」と喜びをつづった。
13番パー4でもバーディーを奪って、6アンダーまで伸ばした桑木、ボギーもなく、ホールアウト後は「全部いい感じでした」と語った。飛距離が出ていることを実感しているようで「去年よりは2打目で持つクラブが短くなっています」。ドライバーの飛距離も「20ヤードくらい伸びている」ようで「去年は2オンが無理だったところでも今年は2オンできているので、飛距離アップは大きいと思います」とイーグル数の新記録の要因を語った。
桑木は今季の総バーディー数でも2位につける。大会前まで1位が小祝さくらで414個。桑木は413個で、その差はわずか1個。この日は4個上積みしたが、小祝も4バーディーで差は縮まらなかった。それでも逆転に向けて「頑張ります」。残り3日、初メジャータイトルに向けての戦いは「出来過ぎなので怖いですが、ボギーやダボをとらないように、ストレスフリーで回れるゴルフをしたいです」と前を見据えた。
(THE ANSWER編集部)