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復活Vの錦織、地元紙も全豪OP快進撃を予感「ナダルらの支配に挑戦機会生まれる」

テニスのブリスベン国際は6日、男子シングルス決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同16位のダニル・メドベージェフ(ロシア)を6-4、3-6、6-2のフルセットで下し、およそ3年ぶりのツアーVを達成した。シーズン開幕戦で完全復活を遂げた29歳に対し、豪州地元紙も全豪オープン快進撃を期待する声も出ている。

錦織圭【写真:Getty Images】
錦織圭【写真:Getty Images】

3年ぶりのツアーV、全豪OPに期待「錦織にとって非常に嬉しい出来事だろう」

 テニスのブリスベン国際は6日、男子シングルス決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同16位のダニル・メドベージェフ(ロシア)を6-4、3-6、6-2のフルセットで下し、およそ3年ぶりのツアーVを達成した。シーズン開幕戦で完全復活を遂げた29歳に対し、豪州地元紙も全豪オープン快進撃を期待する声も出ている。

 全豪オープンを前に、錦織が何よりも欲しかった優勝を手にした。実におよそ3年ぶりのツアータイトル。決勝9連敗の呪縛を己の実力で解き放ち、最高の歓喜を掴み取った。地元紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」も日本のエースの復活Vを特集。試合を振り返った上で、来週に迫った全豪オープンについて期待を記している。

「これが12勝目のタイトル。高い安定感のあるテニスをした1週間は、これまで準々決勝の先に進んだことのない全豪オープンのためメルボルンに向かう錦織にとって、非常に嬉しい出来事だろう」と記し、過去最高8強だった全豪オープンに向け、前向きな材料になると指摘。さらに、こう言及している。

「彼(錦織)が先頭に立ってきた世代について、ナダルは現在君臨する偉人らの支配に挑戦するまでには至っていないと指摘していたが、ロジャー・フェデラーやノバク・ジョコビッチが支配を続けようとする中で、もしかしたら多くの機会が生まれようとしているのかもしれない」

「BIG4」の次代を担う世代の筆頭格として君臨してきた錦織。何度も高い壁にはね返されてきたが、絶好調で迎える今回の全豪オープンは彼らの支配を打ち破るチャンスもあると、記事では期待を込めていた。

(THE ANSWER編集部)


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