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体バキバキ…朝起きられず「笑われたよ」 侍Jと対戦、豪州代表左腕を進化させた仙台での50日

最初の3、4週間はベッドから起き上がれず「笑われたよ」

 最初の3、4週間は朝、体が痛くてなかなかベッドから起き上がれず「チームメートに笑われたよ」と苦笑いする。「でも5週目ぐらいで慣れてきて、最後には体の感覚がとても良くなった。あのキャンプは本当に僕のためになったよ」。同年代の選手とも積極的に交流し、「いただきます」「ごちそうさまでした」などの挨拶はもちろん、「デブ」といったちょっと困った日本語まで教わった。

 実は楽天の1軍にも「親友」と呼べる存在がいる。今回の侍ジャパンにも選出された早川隆久投手だ。26歳の早川は昨年11月末から12月末まで約1か月間、豪州ウィンターリーグで武者修行。シェリフが在籍するパース・ヒートで左腕を振った。お互いの異国生活を助け合った間柄で「信じられないほど素晴らしい人間。球場で会うのが楽しみだ」と再会を心待ちにする。

 幼い頃は野球の本場・米国でのプレーを夢見ていたが、来日を重ねたここ2年間で気持ちに変化が生まれた。「NPBに入りたいかって? もちろんさ! 3、4年か5、6年か、どれだけかかるかわからないけど、今の僕の最大の目標はここ(日本)でプレーすること。なぜならここが大好きだからね」。日本のグラブと野球、そして人間に魅せられた22歳。プレミア12でアピールを狙う。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

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