錦織は“日本の神様” 恩師が評す存在感「ジョーダン、マラドーナのような存在」
男子テニスの世界ランク9位・錦織圭(日清食品)は31日開幕のブリスベン国際で新シーズン幕開けを迎える。昨夏の右手首故障から復活した29歳が日本に持つ存在感について、コーチのダンテ・ボッティーニ氏は「アメリカにおけるマイケル・ジョーダン、アルゼンチンにおけるディエゴ・マラドーナのような存在」と評している。ATP公式サイトが報じている。
日本における影響力についてボッティーニ氏が言及
男子テニスの世界ランク9位・錦織圭(日清食品)は31日開幕のブリスベン国際で新シーズン幕開けを迎える。昨夏の右手首故障から復活した29歳が日本に持つ存在感について、コーチのダンテ・ボッティーニ氏は「アメリカにおけるマイケル・ジョーダン、アルゼンチンにおけるディエゴ・マラドーナのような存在」と評している。ATP公式サイトが報じている。
錦織にとって復活の一年だった。2017年シーズン終盤に右手首を負傷し、リハビリに専念。ツアーを回避し、2018年は下部ツアーから復帰を選んだ。ATP公式サイトは錦織の1年間の歩みを振り返る特集を組み、本人のコメントを伝えている。
「自分のテニスを取り戻すのに少し時間がかかった。手首の痛みもあった。100%に完治するのに時間が必要だった。その時は自分がトップ10に入れるなんて想像もできなかった。ロンドンでのプレーで締めくくることができたのがすごく嬉しかった」
不安の船出から全米オープンでは4強入りを果たした。そして、ランキング上位8選手のみ参戦できるATPファイナルズ(ロンドン)に2年ぶり参戦。初戦で名手ロジャー・フェデラー(スイス)を倒すなど、復活を印象づけていた。