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「ロス五輪は最低8強」「アジアで勝つのは当たり前」 ハンド日本の会長が自信にみなぎるワケ

日本ハンドボール協会の金丸恭文会長が、28年ロサンゼルス五輪での男子日本代表のノルマにベスト8を厳命した。同会長は24日、リーグH男子のジークスター東京―アルバモス大阪戦が行われた東京・ひがしんアリーナで、強化期間に入る代表に言及。「最大の目標はロサンゼルス。出るだけではだめ。最低でもベスト8」と話した。

主将の玉川裕康【写真:中戸川知世】
主将の玉川裕康【写真:中戸川知世】

金丸会長の自信の根拠は…

 日本ハンドボール協会の金丸恭文会長が、28年ロサンゼルス五輪での男子日本代表のノルマにベスト8を厳命した。同会長は24日、リーグH男子のジークスター東京―アルバモス大阪戦が行われた東京・ひがしんアリーナで、強化期間に入る代表に言及。「最大の目標はロサンゼルス。出るだけではだめ。最低でもベスト8」と話した。

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 男子日本代表「彗星ジャパン」は36年ぶりにアジア予選を突破して今夏のパリ五輪に出場。ライバル韓国や西アジア勢の台頭による長いトンネルをやっと抜け出したばかりだ。アジア枠が1のロス五輪出場も決して楽ではないが「アジアで勝つのは当たり前」と言ってのけた。

 金丸会長の自信の裏には、世代別代表の好成績がある。7月に行われたアジアジュニア選手権(U-21)で連覇を達成、9月のアジアユース選手権(U-19)でも4度目の決勝進出で念願の初優勝を果たした。

 パリ五輪には他球技の「日本代表チーム」が数多く出場。バレーボールはメダルに肉薄し、バスケットボールも強豪相手の接戦で日本中を沸かせた。ロスでは野球・ソフトボールも行われ、ラクロスやフラッグフットボールも日本代表の活躍が期待される。「今はオリンピックに出て満足する時代ではない」と言い切った。

 パリ五輪閉幕から5日後の8月16日、スペイン出身のトニー・ジローナ氏(51)が監督に就任。ロス五輪を目指してスタートを切った日本代表は若手中心のメンバーで22日にパリSGとの強化試合に臨み、今月には短期の合宿も実施した。リーグHは26日の試合を最後に中断し、来年1月の世界選手権に向けて代表の強化期間に入る。

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荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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