小林陵侑、船木以来の史上2人目快挙へ挑戦 現地注目「真っ先に名前挙がるV候補」
「元は複合選手だった彼のロケット並みの成長はサプライズだ」
同局は小林と、平昌五輪で連覇を達成したポーランドの英雄ストッフの一騎打ちとみている。それぞれの選手にこう寸評をつけ、優勝の可能性を数字で伝えている。
「リョウユウ・コバヤシ(30%) 今季W杯7戦で4勝に表彰台2度、文句なしの支配者。昨季までの最高成績は6位。元は複合選手だった彼のロケット並みの成長はサプライズだ」
22歳の小林の成長ぶりを称賛しながら、昨季のジャンプ週間で史上2人目の完全優勝を成し遂げたストッフに関しては優勝の可能性を「25%」とし、小林に次ぐ対抗格と目している。
そのほかではピオトル・ジワ(ポーランド)、カール・ガイガー(ドイツ)、ヨハンアンドレ・フォルファン(ノルウェー)らの名前が挙がっていた。
また、衛星放送局「ユーロスポーツ」ドイツ版でもジャンプ週間を特集。「67回目のジャンプ週間は、12月29日にオーベルストドルフの予選からスタート。優勝候補リストで真っ先に名前が挙がるのがリョウユウ・コバヤシだ。日本選手は世界トップに仲間入りすると、シーズン序盤を圧倒した」と小林をV候補と認めていた。
「リョウユウ・コバヤシ」が堂々の本命で21シーズンぶり、日本人史上2人目の快挙へ挑む。
(THE ANSWER編集部)