小林陵侑、船木以来の史上2人目快挙へ挑戦 現地注目「真っ先に名前挙がるV候補」
ノルディックスキーのジャンプ男子は30日からワールドカップ(W杯)を兼ねてドイツとオーストリアで年末年始恒例のビッグイベント「ジャンプ週間」計4戦が開催される。優勝候補として注目を集めているのが、日本のエース小林陵侑(土屋ホーム)だ。今季W杯7戦中4勝と絶好調。個人総合首位に立つ22歳に現地メディアも熱い視線を送っている。
1997-98シーズンの船木以来、史上2人目の快挙に挑む
ノルディックスキーのジャンプ男子は30日からワールドカップ(W杯)を兼ねてドイツとオーストリアで年末年始恒例のビッグイベント「ジャンプ週間」計4戦が開催される。優勝候補として注目を集めているのが、日本のエース小林陵侑(土屋ホーム)だ。今季W杯7戦中4勝と絶好調。個人総合首位に立つ22歳に現地メディアも熱い視線を送っている。
年末年始の祭典「ジャンプ週間」は1952年から始まったドイツ、オーストリアで各2戦、合計4戦を行うトーナメント。4試合の合計得点で総合王者が決定し、欧州、特に開催国のドイツ、オーストリアでは五輪金メダル級の価値があるともいわれている。
これまで日本選手で総合優勝を飾ったのは、長野五輪直前の1997-98シーズンの船木和喜だけ。30日に行われる開幕戦のオーベルストドルフ大会は2万5500枚のチケットが開幕1か月以上前に完売。現地メディアによると、今回は4会場合わせて10万人以上の動員が見込まれているという。
そんなビッグイベントに堂々の優勝候補として臨むのが小林だ。ドイツ公共放送「ZDF」電子版は「コバヤシか、それともアウトサイダーか? スキージャンプ ジャンプ週間の優勝候補たち」と題してプレビューを展開している。
「今回もジャンプ週間の大本命は外国勢だ。中でも最もホットな優勝候補は、W杯総合首位のリョウユウ・コバヤシ(日本)と、ディフェンディング・チャンピオンのカミル・ストッフ(ポーランド)だ」