土壇場16番でスーパーパーセーブ

　女子ゴルフの国内ツアー「延田グループ・マスターズGCレディース」最終日が20日、兵庫・マスターズGC（6506ヤード、パー72）で行われ、首位で出た韓国のイ・ミニョン（Q CELLS）が通算14アンダーで2年2か月ぶりのツアー通算7勝目を挙げた。16番の大ピンチから奇跡的ショットを披露。ファンは「自作自演すごいな、どういうことよw」と仰天している。

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　起死回生の1打だった。16番パー4。イ・ミニョンは第2打をグリーン脇の深いラフに入れた。アプローチは崖上のグリーンに届かず、ボールは再びラフに転がり落ちた。1打差に迫られた場面。しかし、第4打のアプローチは直接カップに入った。奇跡的なパーセーブにギャラリーは大歓声。本人は唖然としていた。

　イ・ミニョンは17番パー3でも第1打をバンカーに入れたが、好アプローチでパーセーブした。16番のアプローチ動画を公開した日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）公式Xは「単独首位は譲らない」「スーパーパーセーブで凌ぐ」と紹介。X上のファンも「凄いパーセーブ」「自作自演すごいな、どういうことよw」「これはシビレる」と騒然としている。

　イ・ミニョンは4バーディー、3ボギーの71で回り、14アンダー。帽子が飛ぶほどの強風が吹いた中で栄冠を手にした。