坂本花織、勝利もたらした3要素 伊メディア分析「SP、フリーでトップでないが…」
勝利の要因はSP、フリーの両方で崩れなかったこと
SPではプログラムコンポーネントに優れる“ミスパーフェクト”こと、宮原の後塵を拝して2位。フリーでは紀平が最高得点を叩き出し、SP5位から一時首位に立った。だが、「フリーでも同じレシピが再現された。グランプリファイナル優勝のリカ・キヒラに屈することになった」と振り返っている。
フリーでは紀平が155.01点でトップの数字を叩き出したが、坂本も肉薄した。わずかに及ばなかったがキャリアハイの152.36点で再逆転。宮原はフリーのミスが響き、3位となった。SP、フリーで共に破綻なくスコアをそろえた坂本に軍配が上がった。
「クリーンさ、クオリティ、具現化の連続。この3つの要素が坂本に優勝をもたらしたのだ」
頂点にたどり着いた坂本の勝利の要因を、情熱の国イタリアメディアも高く評価していた。
(THE ANSWER編集部)