元陸上800m日本女王・北村夢が「一線を退く」報告 オーバートレーニング症候群とも闘った28歳
陸上の女子800メートルで2017、18年日本選手権女王に輝いている北村夢(エディオン)が16日、今季限りで実業団選手として一線を退くことを自身のSNSで報告した。「先日行われた国スポが最後の大きな試合でした」としている。
2017、18年の日本選手権を連覇
陸上の女子800メートルで2017、18年日本選手権女王に輝いている北村夢(エディオン)が16日、今季限りで実業団選手として一線を退くことを自身のSNSで報告した。「先日行われた国スポが最後の大きな試合でした」としている。
28歳の北村は2017、18年に日本選手権を連覇。自己ベスト2分0秒92をマークし、2005年杉森美保の日本記録2分0秒45の更新も期待された。その後は故障やオーバートレーニング症候群と闘う苦しい時期もあったが、2023年は日本選手権5位に入るまで復活。今月の国民スポーツ大会女子800メートル予選では2分09秒43の組4着で、決勝に進むことができなかった。
北村は自身のインスタグラムで「今シーズンを持ちまして、実業団選手として一線を退くことを決めていました。16年間の陸上人生は順風満帆では無かったけれど、どの瞬間も出会いも私にとって全てが財産です!」と報告。「先日行われた国スポが最後の大きな試合でした。残り1試合、10月27日に私の母校である日体大にて締め括りのレースとさせていただきます。楽しく後悔の残らないように走りきりたいと思います」とつづった。
(THE ANSWER編集部)