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日本のフェアな精神に称賛「リスペクトだ」 サッカー豪州戦、トラブルに示した姿勢を海外報道

サッカーの2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は15日、森保一監督率いる日本代表が埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦。1-1で引き分けた。試合前、オーストラリア代表は災難に襲われた模様。チームバスの到着が大幅に遅れ、日本側、豪州側がともにキックオフ時間の変更を求めたものの、アジアサッカー連盟(AFC)が認めなかったと豪州メディアが報道。海外ファンからは日本側の姿勢を評価する声が上がっている。

W杯アジア最終予選、日本VSオーストラリアは引き分けに終わった【写真:ロイター】
W杯アジア最終予選、日本VSオーストラリアは引き分けに終わった【写真:ロイター】

W杯アジア最終予選

 サッカーの2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は15日、森保一監督率いる日本代表が埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦。1-1で引き分けた。試合前、オーストラリア代表は災難に襲われた模様。チームバスの到着が大幅に遅れ、日本側、豪州側がともにキックオフ時間の変更を求めたものの、アジアサッカー連盟(AFC)が認めなかったと豪州メディアが報道。海外ファンからは日本側の姿勢を評価する声が上がっている。

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 グループC首位の日本が、ホームで同2位オーストラリアを迎えた一戦。オーストラリアのニュースメディア「news.com.au」の記事によると、豪州代表は会場に向かう際に交通渋滞に巻き込まれたという。AP通信のアンナ・ハリントン記者のXでは、同国の選手、コーチを含め全員がバスに2時間9分も缶詰となり、到着したのはキックオフまで49分に迫った午後6時46分だったと伝えられている。

 ハリントン記者は「オーストラリアサッカー協会と日本サッカー協会はどちらもキックオフ時間の先送りを要請したが、AFCが拒否した」とも報道。豪紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」のビンス・ルガーリ記者は「この試合の開始時間を後ろにずらさなかったのは、間違いなくスキャンダラスなことだ。日本が我々を圧倒する可能性が高いにもかかわらず、これは完全に理不尽だ」と怒りの声を上げている。

「news.com.au」によると、アジアサッカー連盟(AFC)が両国の希望を許可しなかった模様。ルガーリ記者は「キックオフの30分前にウォーミングアップに入ったんだ。AFCは説明することが多くある……間違いなく彼らはしないだろうが」と指摘していた。

 この報道を知ったX上の海外ファンからは「日本チームのフェアプレーに対する献身にはリスペクトだ」「試合を遅らせるように主張する日本にリスペクトを」「日本さえも遅らせることを要請したのにAFCはノーといった」などと日本の姿勢を称える声が集まっていた。

(THE ANSWER編集部)


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