【会見全文】那須川天心、流血判定勝ちに「格闘家みたい」 大谷との“ニュース枠争い”は「勝ったんですか?じゃあ政治的に無理でしょうね(笑)」
大谷との“ニュース枠争い”は「政治的に無理でしょうね(笑)」
――リングインタビューで武居の名前を出したのは、この前のお返しか。
「お返しです。来てくれたので勝ちましたと報告だけしました」
――7回にいきなり右構えになった。
「パッと出ただけ。当然ストレートを警戒していた。フックとか変えてみようと。試合中、いろいろできましたね。右にしたり、くっと変えたり。練習でやっていないことも少しできた」
――世界王者4人のうち、この選手とやりたいとかはあるか。
「どうだろう……全員とやりたいんですよね。ベルトが欲しいからやるのではなく、強いからやる。昨日負けた拓真選手もベルトがあってもなくても強い。強いと言われる選手とやりたい。どういうふうに試合が組まれるか、僕も楽しみ」
――返上後に世界ランカーという考えか。
「その考えですかね。あまりベルトには興味がないです」
――控室で鏡を見た時は。
「いやぁ、ボクサーだなと思いますね。医務室に行って。これ縫うのは嫌だなと。テープで治るって聞いてよかった。二重になって見えづらいのがあった。焦るとダメなので、そういう時こそ足を使ってジャブを打つことを意識した」
――9回にダウンを奪取。相手のアシロはスリップと主張した。
「腹に当たってぶっ飛んだ。当たって倒れているからダウンじゃないですか。まあダウンであろうとなかろうと関係ないです」
――10ラウンドの試合をやってみて。
「凄い疲れたとかはないので問題ない。ただ、相手のペースになった時が課題。日々、自分のペースになるように練習しないといけない」
――世界への手応えは。
「すぐじゃないので。1年あるので。でも、挑戦権得ちゃったから。でも焦るつもりはない。ノーと言えばノーだし、OKが出れば行きたい」
――今日の試合と内容で明日のニュースはどうか。大谷翔平の試合もあった。
「(大谷は)勝ったんですか? じゃあ、それは政治的に無理でしょうね(笑)。政治的にも、まあまあ試合的にもですかね。テレビを見る人はKO好きですから。試合的にもでしょう。でも格闘技が好きな人は見てくれると思う」
(THE ANSWER編集部)