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次代の最強ボクサー・中谷潤人が計量パス! 19秒フェースオフでも泰然自若 アジア王座挑戦・那須川天心もリミットでクリア

ボクシングの7大世界戦興行に出場する選手たちが13日、都内のホテルで前日計量に臨んだ。13、14日に東京・有明アリーナで行われる異例の2日連続世界戦興行。1イベント7つの世界戦は日本初。14日のメインイベントを務めるWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)は53.4キロ、同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)は53.2キロだった。戦績は2度目の防衛戦の26歳・中谷が28勝(21KO)、30歳のペッチが76勝(53KO)1敗。

前日計量に登場した中谷潤人【写真:中戸川知世】
前日計量に登場した中谷潤人【写真:中戸川知世】

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 ボクシングの7大世界戦興行に出場する選手たちが13日、都内のホテルで前日計量に臨んだ。13、14日に東京・有明アリーナで行われる異例の2日連続世界戦興行。1イベント7つの世界戦は日本初。14日のメインイベントを務めるWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)は53.4キロ、同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)は53.2キロだった。戦績は2度目の防衛戦の26歳・中谷が28勝(21KO)、30歳のペッチが76勝(53KO)1敗。

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 体重計に乗り、自分のウェートを確認した中谷は堂々と胸を張り、泰然自若といった様子でポーズを決めた。記念撮影の後、フェースオフは約19秒。「OK!」と口にしてグータッチで健闘を誓い合った。

 セミファイナルでWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級(53.5キロ以下)王座決定戦に臨む同級1位・那須川天心(帝拳)は53.5キロ、同級2位ジェルウィン・アシロ(フィリピン)は53.2キロだった。那須川はリミットでのパスがアナウンスされると「ホーッ!」と声を上げてポーズ。フェースオフではキャップをかぶったまま、アシロに鋭い眼光。最後はグータッチで終えた。那須川にとって今回のリミット53.5キロはボクシング転向後5戦目で最軽量となる。戦績は26歳の那須川が4勝(2KO)、23歳のアシロが9勝(4KO)。

 バンタム級の4つの世界王座はWBAに井上拓真、WBCに中谷潤人、IBFに西田凌佑、WBOに武居由樹が就き、日本人が独占。那須川はWBA3位、WBC3位、WBO12位につける。今回は転向5戦目で初の地域タイトル。勝てば世界挑戦に近づく。中谷は13日に3度目の防衛戦に臨む拓真との統一戦が期待されている。

【14日の対戦カードと計量体重】

▽WBC世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者・中谷潤人(M.T)、53.4キロ
VS
同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)、53.2キロ

▽WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦10回戦
同級1位・那須川天心(帝拳)、53.5キロ
VS
同級2位ジェルウィン・アシロ(フィリピン)、53.2キロ

▽WBO世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者・田中恒成(畑中)、52.1キロ
VS
同級6位プメレレ・カフ(南アフリカ)、52.0キロ

▽WBO世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチ12回戦
王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)、50.6キロ
VS
同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)、50.7キロ

(THE ANSWER編集部)

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