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「本当になんか、申し訳ないんですけど…」 三原舞依らがフリップボードに記した「意識する選手」【新シーズン開幕会見】

女子は「自分自身」の答えが多かった【写真:編集部】
女子は「自分自身」の答えが多かった【写真:編集部】

三原が申し訳なさそうに…松岡修造「謝らないでください!(笑)」

(修造)
次、女子いってみたいと思います。三原さんから。

(三原)
聞いててすごく「日本人選手」って書けばよかったなって、すごく思ったんですけど(笑)

(修造)
いや全くそこは関係ない(会場笑い)。日本人選手って書いて欲しくなかったですもん本当は。びっくりした。それだけやっぱ意識してるんだな、それだけ強いっていうのはすごく再認識できました。お願いいたします。

(三原)
本当になんか、すごく出すのは申し訳ないんですけど……。

(修造)
謝らないでください!(笑)

(三原)
他の選手もちろん書きたかったんですけど、今シーズンやっぱり「自分自身」かなと。やっぱり一選手としてどんどん上にまた戻っていきたいなっていう思いがすごく強くて、自分自身に勝っていかないといけないなって凄く思って書きました。

(修造)
三原さんは本当に自分自身と戦ってますよ。既に勝っている。それ以上に、もう1回戦っていく姿っていうものを見ていきたい。

(吉田)
「アンバー・グレン選手」です。私もずっとトリプルアクセルに挑戦してきて、アンバー・グレン選手が先々週の試合でショートとフリーでトリプルアクセルを着氷していたので、自分も挑戦し続ける勇気をもらいました。

千葉も「自分」と記した【写真:編集部】
千葉も「自分」と記した【写真:編集部】

(渡辺)
私も「アンバー・グレン選手」。チャレンジャーシリーズに一緒に出場して、公式練習からずっとトリプルアクセルだったり間近でいろんなものを見ていたんですけれども、トリプルアクセルの精度も毎年毎年、試合を重ねるごとに凄く上がっていると思いますし、吉田選手もそうなんですけれども、アンバー選手もお二方とも、私の中で一つの目標にしているトリプルアクセルの跳び方。凄く綺麗だなって思うトリプルアクセルを跳ぶので、自分も今シーズンからショート、フリー、合計3本挑戦していって、グランプリシリーズでどういう構成にするかっていうのはまた決めていくんですけれど、最終的にショート、フリー、合計3本成功させるっていう目標がある。2週間前にアンバー選手のトリプルアクセル、そして吉田選手のトリプルアクセルを見てすごく自分自身も勇気づけられましたし、頑張っていこうと思いました。

(千葉)
私は「自分」とさせていただきました。緊張した時に最大の敵は自分になると思っていたので、今シーズンのNHK杯と中国杯も自分と向き合って、自分に勝つという意味を込めて、自分にしました。

(坂本)
すいません、被ります。「自分」です。

(修造)
……なんで「自分」いないの? 男子。(会場笑い)

(坂本)
日本人選手も含まれているんじゃないですか?(笑) とにかく自分自身に勝つっていうことで、もちろん他の選手も意識するんですけど、意識すればするほど、不必要な欲がやっぱり出てきてしまう。この人に勝ちたいとか、何点出して勝ちたいって思ってしまうと、なかなかそれに近づけなかったりとか、かけ離れたりっていうのもあるし。今シーズン本当に自分を知る機会が多いかなって思うので、本当に自分自身と戦って、何ができて何ができないかを思い知るのもすごくいいかなと思うので。とにかく自分と戦いたいです。

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