ザギトワら“70点超え9人”の超絶バトルにネット騒然「レベル高すぎ。おそロシア…」
フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・さいたま)の代表選考を兼ねたロシア選手権(サランスク)は21日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、アリーナ・ザギトワが80.62点をマーク。平昌五輪金メダリストが意地を見せた格好だが、驚きを与えたのは出場18選手中9人が70点超えを叩き出したこと。同時間帯に国内選手権が繰り広げられていた日本のファンも「レベル高すぎ。おそロシア…」と反響が広がっている。
全日本選手権の裏で異次元バトル…出場18人のうち半分が70点超え、ジュニア逸材2人も
フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・さいたま)の代表選考を兼ねたロシア選手権(サランスク)は21日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、アリーナ・ザギトワが80.62点をマーク。平昌五輪金メダリストが意地を見せた格好だが、驚きを与えたのは出場18選手中9人が70点超えを叩き出したこと。同時間帯に国内選手権が繰り広げられていた日本のファンも「レベル高すぎ。おそロシア…」と反響が広がっている。
大国ロシアのレベルの高さを見せつける戦いだった。ザギトワは冒頭の3回転ルッツ―3回転ループに決め、3本のジャンプを綺麗に着氷。唯一80点超の高得点を叩き出した。これに続いたのが、ジュニアの逸材2人だ。女子史上初めてISU公認大会で4回転ルッツを決めたことがある驚異の14歳アレクサンドラ・トルソワは74.96点で2位、12月のジュニアGPファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤは74.40点で3位。優勝を狙える位置につけた。
ただ、高得点はまだまだ続いた。70.01点で9位のアンナ・タルシナまで実に出場18選手のうち、半数の9人が70点超え。ISU公認大会ではなく、審判員も異なり、比較はできないが、参考までに同日の全日本選手権は1位・宮原知子(関大)の76.76点以下、70点超えをマークしたのは出場29選手のうち、4人だった。同時間帯に開催されていたこともあり、両方の結果を気にかけていた日本のファンからはネット上で驚きの声が続々と広がっていた。
「半分が70点超えってなに?」「レベル高すぎ。おそロシア…」「SP70点台出しても最終G入れない」など、レベルの高さにおののくコメントが相次いでいた。一方で平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワはジャンプで転倒するなど演技に精彩を欠き、62.24点とまさかの14位発進。こちらにも驚きが広がっていた。日本、ロシアともに世界選手権切符をかけて繰り広げられる国内女王決定戦。フリーも見逃せない戦いとなりそうだ。