紀平梨花、大本命の重圧を跳ね返せるか 米記者「乗り越えられるか、試練になる」
フィギュアスケートの全日本選手権は21日に大阪・門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕を迎える。米メディアではバンクーバーで行われたグランプリファイナルを制覇した紀平梨花(関大KFSC)の女子優勝を予想している。
米名物コラムニストが女子シングルをプレビュー
フィギュアスケートの全日本選手権は21日に大阪・門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕を迎える。米メディアではバンクーバーで行われたグランプリファイナルを制覇した紀平梨花(関大KFSC)の女子優勝を予想している。
「視線は復活の男とニュースターに注がれる」と題してプレビューを展開しているのは、米国の名物コラムニスト、ジャッキー・ウォン氏のブログメディア「ロッカースケーティング」だった。女子のプレビューでは、優勝を紀平と予想している。
「新生のGPファイナル女王リカ・キヒラは、全日本選手権ではこれまでになかった立場でやってくる。大舞台の優勝候補だ。緊張を乗り越えられるかどうかの試練になるだろう。そして、残りシーズンの出来を占うことになる」
GPファイナルでは平昌五輪優勝のアリーナ・ザギトワ(ロシア)との16歳対決を制し、頂点に上り詰めた。ビッグタイトルを勝ち取り、優勝候補として参戦するプレッシャーに紀平は打ち勝つことができるのか。シニアデビューイヤーで一気に評価を高めた16歳にとって、世界選手権など今季終盤戦を占う大会になると記事では分析している。