投壊気味ドジャースのプレーオフに光明 先発ビューラー4失点も監督信頼「彼の先発に自信ある」
ロバーツ監督の信頼揺らがず「今年で一番彼に自信を持っているよ」
9月のドジャースは3点以内に抑えたのが20試合で6度しかなく、9日(同10日)からは5戦40失点を喫するなど投手陣が崩壊気味。強力打線で持ちこたえてきたが、グラスノー、ストーンは今季絶望、カーショーも離脱中と先発の台所事情が苦しい状況だ。ミラーは降格し、ビューラー以外にはフラハティ、山本由伸、ナックで回している。
指揮官はプレーオフでビューラーに先発マウンドを託すことについて、「今年で一番彼に自信を持っているよ」と返答。「彼はこれまで自分を信じることで成功を収めてきた。今日9つの三振を奪った。今日のボールの制球具合を見ていると、彼がプレーオフで先発することにとても自信を持っている。総じて、ここ最近の数登板はウォーカーにとってとても良いものだった」と信頼を口にした。
一方、ビューラーはロッカールームで「励みになる点もいくつかあったけど、1年のこの時点では十分とは言えないね」と吐露。レギュラーシーズン登板は残り1試合と見られ、「内外角をしっかり使って、特に投球腕側に速球をきっちり制球すること。今日それをやりたかったんだ。右打者の内角にストライクを投げるのが僕にとって重要。スライダーも求めているところまで行ってない」と課題を明かした。
この日の大谷は9回先頭で中前打を放ち、二盗に成功。更新し続ける本塁打と盗塁の記録は「52-53」とした。22日(同23日)は山本が先発し、24日(同25日)から2位パドレスと3連戦。ドジャースは今季の直接対決3勝7敗で負け越しが決まっているため、同率で並ぶとパドレスの優勝となる。
(THE ANSWER編集部)