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井上尚弥に敗れたドヘニーが怒り心頭「誰が臆病者なのか」 1階級上の王者からの批判に大反論

3日に東京・有明アリーナで行われたボクシングの世界スーパーバンタム級4団体王座戦で、統一王者・井上尚弥(大橋)に7回TKO負けした元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)が、自らに向けられた「諦めたように見えた」という意見に大反論している。意見の主はWBAフェザー級王者のニック・ボール。「誰が臆病者なのか見てみようじゃないか」と怒り心頭なようだ。

井上尚弥と対戦したTJ・ドヘニー(左)【写真:中戸川知世】
井上尚弥と対戦したTJ・ドヘニー(左)【写真:中戸川知世】

井上戦を「諦めたように見えた」との声に反論

 3日に東京・有明アリーナで行われたボクシングの世界スーパーバンタム級4団体王座戦で、統一王者・井上尚弥(大橋)に7回TKO負けした元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)が、自らに向けられた「諦めたように見えた」という意見に大反論している。意見の主はWBAフェザー級王者のニック・ボール。「誰が臆病者なのか見てみようじゃないか」と怒り心頭なようだ。

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 ボールは英ボクシング専門メディア「セカンズ・アウト」の公式YouTubeに出演し、井上戦について「ハイライトしか見てないんだけど、彼(ドへニー)は諦めたように見えた。ボディショットを食らって、背中の痛みを訴えていたけど、僕には諦めたように見えたね」と語った。

 井上戦でのドヘニーは、消極的にも見えるスタイルでチャンスをうかがったが、7回にコーナーで連打を浴びせられると、腰付近を押さえながらゆっくりと膝をついてダウン。自身初のTKO負けを喫していた。

 ドヘニーは自身のX(旧ツイッター)で、ボールの意見に大反論。「ニック・ボールが俺のことを『諦めたやつ』と呼び、その上同じ動画で自分より低い階級のファイターを批判するなんて、今まで見た中でも最高の動画の一つに数えられるに違いないな、ハハハハ!!」とつづった。

 37歳のドヘニーは、27歳のボールに対し「よく聞け、若者よ。俺のやり方を見習ってまずは偉大さを追い求めろ。自分の階級でチャンピオンを目指す全てのファイターにチャレンジしてから尻尾を振りな、くそったれ。イノウエはしばらくの間拘束されるだろう。だからお前が上への挑戦を待っている間に俺とのダンスを計画しようぜ。誰が『臆病者』なのか見てみようじゃないか!! 俺も低い階級から来てるから、お前たちの考え方に基づけば問題ないはずだろ?」と“直接対決”を望んでいるようだ。

(THE ANSWER編集部)

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