遠藤&渡辺、ペア歴2年での準優勝に手応え 「上の選手とやっても面白くなる」
東京五輪へ世界選手権銀ペアのソノカムペアと切磋琢磨
ともにフットワークの力があり、プレー範囲が広い。相手に主導権を握られ続ける展開を避けられれば、打開策は見えてくる。混合ダブルスと2種目で出場した渡辺は、5日間で9試合をプレー。疲労していないわけがないが、影響については頑なに否定し、最後まで奮闘し続けた。
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日本の男子ダブルスは、長らく遠藤、早川組がけん引役を務めて来たが、リオ五輪後に早川が引退。遠藤は渡辺とペアを組んだが、成績面でも世界ランクでも、当時2番手だった園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が先頭に立ち、今夏の世界選手権で銀メダルを獲得するなど、新たなリーダーとして活躍してきた。
しかし、今季は遠藤、渡辺がシーズンを通して成績を残し、ツアーランク7位で今大会に出場を果たし、銀メダル。ダブルエースが切磋琢磨する時代になりそうだ。来年は、2020年東京五輪の出場権を争う五輪レースが5月から始まる。楽しみなペアが、一つ増えた。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)