[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

再び負傷離脱のエ軍レンドン「禁止薬物以外全てやった」 見えぬ光明に悲痛「何を試しても…」

米大リーグ、エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が10日(日本時間11日)、左腹斜筋の張りにより15日間の負傷者リスト(IL)入り。2019年オフに巨大契約でエンゼルス入りしながら、満足に出場機会を得られていない現状に「禁止薬物以外全てやったよ……何をやっても何を試しても、すべてが上手くいかないんだ」と、米メディアに悲痛な胸のうちを明かしている。

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:ロイター】
エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:ロイター】

左腹斜筋の張りで負傷者リスト入り

 米大リーグ、エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が10日(日本時間11日)、左腹斜筋の張りにより15日間の負傷者リスト(IL)入り。2019年オフに巨大契約でエンゼルス入りしながら、満足に出場機会を得られていない現状に「禁止薬物以外全てやったよ……何をやっても何を試しても、すべてが上手くいかないんだ」と、米メディアに悲痛な胸のうちを明かしている。

【特集】入浴剤でパフォーマンス向上 トップアスリートも愛用、“お風呂博士”が5つのタイプ別に特徴を解説(W-ANS ACADEMYへ)

 ナショナルズ在籍時に打点王を獲得したレンドンは2019年オフにエンゼルスへ7年総額2億4500万ドル(約387億円)の巨大契約で移籍。しかし21年から4年連続で長期離脱を繰り返し、出場試合数も21年の58試合が最多。満足に本領を発揮できていない。今季も4月に左太ももを痛め、筋肉の部分断裂と診断。7月に復帰したが、ここ2試合は欠場していた。ILは9月8日(同9日)に遡って適用される。

 エンゼルスの地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は、「エンゼルスのアンソニー・レンドン、怪我を克服するために『闘い続ける』とコメント」という見出しで、インタビュー記事を掲載。レンドンは記事内で、「僕が何をやっても何を試しても、すべてが上手くいかないんだ。僕は闘っている。他にやりようがないんだ」と現在の心境を吐露している。

 ここまで腰、手首、すね、ハムストリングなど様々な負傷を繰り返しているレンドン。記事では「契約の最後の2年間もこの問題が続くのを避けるために、何か違うことをする考えはないか」という記者の問いに、「ノーアイデアだ。おすすめの方法があれば取り入れるよ。血液検査、DNA検査、食べ物、栄養、アレルギー(対策)、抗炎症治療とかやりつくしたように感じる。ノー・アイデアだ。禁止薬物以外全てやったよ」と、光明を見いだせない現状を明かした。

 続けて「怪我をする前のような選手に戻れるのか」と問われると、「これだけ長い間、ケガや手術と闘ってきたのだから、何とも言えない。若返る訳ではないし」としながらも「(引退する)最後まで死ぬ気で闘い続けるつもりだ」と前を向いたレンドン。今季はここまで57試合出場で打率.218(206打数45安打)、0本塁打、14打点、OPS.574と低空飛行が続くが、「かつてのような選手にもなれず、もどかしい。辛抱強く、死ぬ気で闘い続けなければならない」と繰り返し、覚悟を新たにしていた。

(THE ANSWER編集部)(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集