「スポーツ界の名珍場面総集編」―5月に通算3000安打に到達したプホルスが公開したイチローとの若き日の2ショットに脚光

　2018年ももう残り僅か。様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回は米大リーグのレジェンド2人の若き日の2ショットだ。エンゼルスのアルバート・プホルス内野手は5月4日（日本時間5日）の敵地マリナーズ戦で史上32人目のメジャー通算3000安打の大記録を達成。プホルスは600本塁打にも到達しており、600本塁打＆3000安打は史上4人目の快挙となった。プホルスとマリナーズ・イチローはMLBデビューが同じ2001年で共に新人王に輝いている。プホルスは快挙の日の試合前に、自身のツイッターを更新し、17年前の2ショットを掲載していた。

　プホルスが公開した写真は、まさに伝説の1枚だった。トロフィーを手に笑顔を浮かべ肩を並べるプホルスとイチロー。17年前、まだ28歳のイチローと、21歳のプホルス。将来のMLBを代表する大打者の若き日の姿だった。

17年後の5月4日。プホルスは5回の第3打席で右前へ運び、通算3000安打に到達した。38歳のドミニカンは、2001年のメジャーデビューから18シーズンで金字塔に到達した。

　カージナルスでメジャーデビューしたプホルス。打率.329、37本塁打、130打点と新人離れした成績を残し、満票でナ・リーグ新人王に輝いた。一方で同年のア・リーグの新人王が渡米1年目のマリナーズ・イチローだった。

　1年目に242安打を放ち、打率.350でいきなり首位打者に輝いた天才打者。年齢は違えど、同期の2人はMLBを代表する大打者となった。