引退T-岡田に海の向こうから感謝「私が来日したばかりの頃…」 元助っ人の日本語文に感激の声
プロ野球・オリックスは8日、T-岡田外野手が今季限りで引退することを発表した。チーム一筋19年、2010年に本塁打王に輝いた通算204本塁打の大砲。同僚として4年間戦った元助っ人が「Tさん、ありがとう!」と日本語で感謝をつづり、ファンの涙を誘っている。
オリックス一筋19年のT-岡田が今季限りで引退
プロ野球・オリックスは8日、T-岡田外野手が今季限りで引退することを発表した。チーム一筋19年、2010年に本塁打王に輝いた通算204本塁打の大砲。同僚として4年間戦った元助っ人が「Tさん、ありがとう!」と日本語で感謝をつづり、ファンの涙を誘っている。
36歳のT-岡田は2005年高校生ドラフト1巡目で履正社高から入団。2010年には33本塁打を放ち、初タイトルを獲得した。2桁本塁打を10度記録するなど通算204本のアーチをかけた大砲。ここ数年は怪我もあって出場機会が激減し、今季はわずか3試合、5打数無安打にとどまっている。この日、球団が今季限りでの引退を発表。公式Xでも投稿すると、懐かしの外国人選手からもコメントが寄せられた。
「Tさん、ありがとう!」と日本語で感謝をつづったのはステフェン・ロメロ氏。2017年から3年間オリックスでプレーし、2020年に楽天に移籍。2021年には再びオリックスに復帰し、日本で合計426試合に出場した。ロメロ氏は「あなたは素晴らしいチームメイトで、私が日本に来たばかりの頃、闘志を見せてくれて、オリックスの中で家族のように感じさせてくれました! ありがとう!」と続けた。
さらに「素晴らしいキャリアを築かれたことをお祝いします」と労い、英語でも同様の内容を記した。この投稿にファンからは「ええ人やなぁ」「えぇ奴や」「泣かせんなって……!!」「ごめん泣いた」「愛」「うぉぉぉお ありがとうロメロさん」と感激した声が寄せられた。
ロメロ氏はNPB5年間で96本塁打を記録。2021年を最後に日本を去ってからも、ドジャースの3Aやメキシカンリーグでプレーを続け、このオフ引退。現在は打撃の個人レッスンを行うコーチ業などを営んでいる。
(THE ANSWER編集部)