国内メジャー・ソニー日本女子プロゴルフ選手権

　女子ゴルフの国内メジャー・ソニー日本女子プロゴルフ選手権は8日まで沖縄・かねひで喜瀬CCで開催された。沖縄では初開催となった女子の国内メジャー大会。会場に集まったファンに“神対応ぶり”を見せたのは、24歳の人気選手。長蛇の列ができた光景には好評の声が寄せられ、公開当初から集まっていた反響はネット上でさらに広がりを見せていた。

　気温30℃を超えるなど、夏らしい青空も広がったかねひで喜瀬CC。会場クラブハウス付近では、現地を訪れたファンが長蛇の列を作っていた。

　先頭で一人一人に「はい、どうぞ」と爽やかに声をかけていたのは、米国を主戦場にする24歳の吉田優利。ホールアウト後に、ファンサービスでサイン対応をしていた。笑顔でペンを走らせ、最後はちびっ子ファンに「明日も頑張ってください」とエールを送られ、手を振った。

　大会中にあった実際の出来事を、日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）公式Xが動画で紹介。公開直後から称賛の声が集まっていたが、表示4万件を突破するなど、さらに反響は広がっていた。

「これぞプロフェッショナル」
「真夏の沖縄でラウンド後にサイン会　ホントにすごいプロ根性」
「めちゃくちゃいい人　プロ魂染み込んでます」
「トッププロとしてのオーラが出てきた感じがする」
「ホントにありがとう！　笑顔が素敵」
「いつもながら女子プロの神対応すばらしい」

　国内では今季2戦目だった吉田。7日の第3ラウンドで68をマークして12位に浮上したが、最終日は伸ばせず通算7アンダーの17位。それでも集まった沖縄のファンに精一杯の姿勢を見せていた。