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大谷VSジャッジは「論外」 “2位”にも大谷を挙げない米記者の根拠「してないことを無視できない」

ウィットJr.が上の理由は「オオタニがDHだから」

 大谷は今季、昨年受けた右ひじの手術の影響で打者に専念。ここまでの139試合は全て守備に就かないDHとして出場している。同記者はウィットJr.を上にした理由を「なぜならオオタニがDHだからだ」と表現。本塁打数では差が開いていることに留意しつつも、打撃面で大谷に引けを取らない成績を残しながら「遊撃手で並外れたレベルのプレーをしている」とウィットJr.の守備での貢献度を強調した。

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 同じく遊撃手のフランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)がナ・リーグMVPの対抗馬として挙げられるが、打率.272、30本塁打、26盗塁、OPS.838と打撃面では見劣りする。同記者は「リンドーアは攻撃面で優れた(good)な選手で万能選手としては素晴らしい(great)。ウィットは攻撃面で素晴らしく(great)、万能選手としては壮観だ(spectacular)」とウィットJr.の優位性を語った。

 大谷が投打二刀流の年は「両方で平均以上の成績を残せば、彼がMVPになるべきだと思う。両方で平均以上という選手がもたらす価値は間違いなく莫大だからだ」と唯一無二の実績を称えつつ、投手をしていない今年はその分評価を下げざるを得ないと主張。「50-50に驚嘆することはできるが、彼が“していない”ことを無視することもできない」と力説した。

 6日(日本時間7日)の本拠地ガーディアンズ戦で今季45号を放ち、メジャー史上初の年間45本塁打、45盗塁(45-45)をマークした大谷。前人未踏の「50-50」にもあと5本塁打、4盗塁に迫っている。本塁打、長打率、OPS、得点でリーグトップ。打点もトップと1差で本塁打と打点の2冠王も射程圏内だ。DH専任選手としてリーグMVPを獲得すれば、メジャー史上初の偉業となる。

(THE ANSWER編集部)


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