FIFAワールドカップ2026アジア最終予選

　サッカーのFIFAワールドカップ2026北中米大会アジア最終予選が5日に埼玉スタジアムで行われ、日本代表は中国代表に7-0で勝利した。予想以上の点差をつけられた中国では、ファンやメディアも嘆きの声を上げていたが、実際にピッチで戦った選手も「今日のようになるとは確かに思っていなかった」と胸の内を語っている。

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　中国は前半12分、遠藤のヘディング弾を許して失点。さらに三笘にもゴールを決められ、前半を0-2で折り返すと、後半はさらに失点を重ねた。南野、伊東、前田、久保と日本の攻撃を止められず、終わってみれば0-7と惨敗を喫した。

　中国メディア「ジーボーバ」は、MF李源一（リー・ユェンイー）が中国公共放送「CCTV」の取材に対して語ったコメントを紹介した。李は「今日はまず、もちろん守備を中心に据えた。相手は早い段階でフリーキックから局面を広げてきた。こっちはあらかじめ練習していた守りを確実にしようとした」とこの試合の狙いを説明。「こちらの守りを、相手はパス、カット、個の力で突破してきた。確かに差があった」と振り返っている。

　今回の結果について、想定外かと問われた李は「その通りだと思う。難しいとは思っていたが、今日のようなことになるとは確かに思っていなかった。とても辛い」と正直に語っている。「この試合には注目が集まっていたが、こんな大差で負けてしまった。大連に戻ってから、次の試合のためにしっかりと準備したいと願っている。帰ったら、やはり、しっかりと自分を高める。これが世界の強いチームとの差だ」と受け止めていた。