羽生結弦とハビの絆 オーサー氏「練習中に『大丈夫かい?』と聞くと、ユヅは…」
フィギュアスケートのハビエル・フェルナンデス(スペイン)は11月に来年1月の欧州選手権(ベラルーシ)を最後に競技引退することを正式表明した。同門の羽生結弦(ANA)とは良き友であり、良きライバルであることは知られた話。2人を指導してきたブライアン・オーサー氏は2人の絆が伝わる羽生のエピソードを明かしている。IOC運営の五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」が伝えている。
オーサー氏がインタビューで明かす「『大丈夫かい?』と聞くと、彼は…」
フィギュアスケートのハビエル・フェルナンデス(スペイン)は11月に来年1月の欧州選手権(ベラルーシ)を最後に競技引退することを正式表明した。同門の羽生結弦(ANA)とは良き友であり、良きライバルであることは知られた話。2人を指導してきたブライアン・オーサー氏は2人の絆が伝わる羽生のエピソードを明かしている。IOC運営の五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」が伝えている。
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オーサー氏は「オリンピックチャンネル」のインタビューに登場。公式ツイッターで公開した動画では、羽生が最近の練習中に取った“ある行動”について明かしている。
「1か月か6週間か前にセッションをしていた。ユヅはその最中に立ち止まって、上を見上げていた。私は『どうしたんだ?』と。我々のリンクにはここでトレーニングしたスケーターたちのひとそろいの国旗がある。彼はスペイン国旗の下に立っていた。私が『大丈夫かい?』と聞くと、彼は『ただハビが恋しくて』と言ったんだ」
羽生は昨季まで一緒に練習していたフェルナンデスを思い、言葉を発したようだ。オーサー氏は「私は『オー!』となったよ」と語り、感動したことも明かしていた。
2人は長年にわたって第一線で競い合い、平昌五輪では羽生が金メダル、フェルナンデスが銅メダルで一緒に表彰台に乗った。羽生にとって、なくてはならない盟友の存在だった。
(THE ANSWER編集部)