紀平梨花の脅威は15歳コストルナヤか 3A跳べるとスルツカヤ氏断言「彼女は飛行的」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで初優勝を飾った紀平梨花(関大KFSC)。平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)を破った戴冠の要因の一つは代名詞の「3回転アクセル」だったが、元世界女王イリーナ・スルツカヤはジュニアGPを制した15歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が将来的に“3回転アクセルを跳べる”と断言している。
「今大会で最も印象に残った選手」にジュニアを制したロシア15歳を指名
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで初優勝を飾った紀平梨花(関大KFSC)。平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)を破った戴冠の要因の一つは代名詞の「3回転アクセル」だったが、元世界女王イリーナ・スルツカヤはジュニアGPを制した15歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が将来的に“3回転アクセルを跳べる”と断言している。
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02年ソルトレイクシティ五輪銀、06年トリノ五輪銅と2大会連続で銅メダルを獲得したスルツカヤ氏。世界選手権も2度制したロシアの元女王はロシア紙「スポルトエクスプレス」のインタビューに応じ、GPファイナルについてジュニア、シニアともに見どころが豊富だったと総括。「誰が一番強い印象を与えましたか?」と問われると、1人の名前を挙げた。
「ジュニアに関して言うと、アリョーナ・コストルナヤが競争にならないほど優れていました。この優美で上品で精巧な滑りはアレクサンドラ・トルソワがまだ及ばないものです。彼女はありえないくらいに難しい技術的コンテンツを持っていますが、2つ目の4回転ルッツがうまくいかなかったのが残念です」
コストルナヤの何が他のライバルを圧倒しているのかについて「アリョーナ(コストルナヤの愛称)はスケートと最も難しいエレメンツがうまく絡み合っているし、すべてとても正確で調和している」と語り、続けて絶賛した。