15歳中井卓大、くるっと“反転ゴラッソ”に海外称賛「日本のメッシがバルサ風ゴール」
海外サッカー1部スペインリーグ、レアル・マドリードU-16に所属する「ピピ」こと、15歳MF中井卓大が7日のセルタ戦で決勝ゴールをマーク。クラブ下部組織公式ツイッターが動画付きで公開し、海外メディアも「日本のメッシがバルサ風ゴール」と称賛している。
地元紙も賛辞「スターの卵ピピが荘厳なゴール」
海外サッカー1部スペインリーグ、レアル・マドリードU-16に所属する「ピピ」こと、15歳MF中井卓大が7日のセルタ戦で決勝ゴールをマーク。クラブ下部組織公式ツイッターが動画付きで公開し、海外メディアも「日本のメッシがバルサ風ゴール」と称賛している。
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同年代のクラブが集まったトーナメントの準々決勝で日本の未来を担う15歳が魅せた。味方が中央から右サイドへ展開、そして、中央にグラウンダーのパス。これに反応したのが、中井だった。エリア境界線付近で相手が抜かせまいとすかさずチェックに来る。次の瞬間だった。
中井はボールを受けながら、ひらりと反転。一瞬のテクニックで前を向き、エリア内に進入すると左足を振り抜き、丁寧なコントロールショットでゴール左へネットを揺らしたのだ。感情を爆発させる背番号8に味方が駆け寄り、もみくちゃに。堂々たる振る舞いを発揮していた。
レアル下部組織公式ツイッターが実際のシーンを動画付きで公開。日本の逸材のゴラッソに対し、米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」は「レアル・マドリードU-16チームで“日本のメッシ”と謳われる15歳がバルセロナ風のゴールを決める」、スペイン紙「AS」電子版も「レアル・マドリードの日本人ユースでスターの卵ピピが荘厳なゴールを決める」と称賛した。
弱冠15歳にもかかわらず、こうして一つのゴールが取り上げられることは期待の裏返し。10月にはフランス遠征で日本代表U-15に選出され、初めて世代別代表を経験した。順調に階段を上がる「ピピ」の成長はまだ陰りが見えない。
(THE ANSWER編集部)