ザギトワが迎えた「試練」 ロシア有名記者が指摘「勝利という課題を置くのなら…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子で初優勝を飾った紀平梨花(関大KFSC)。シニア1年目の戴冠は世界に驚きを与えた一方、平昌五輪女王アリーナ・ザギトワは2位で敗れた。母国ロシアの有名ジャーナリストは「何によって前へ抜け出すか考えなければいけない」と自身の武器と戦略を見直す必要性を訴えている。
ロシア有名ジャーナリストが母国の女王に言及「エテリ氏にとっての試練でもある」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子で初優勝を飾った紀平梨花(関大KFSC)。シニア1年目の戴冠は世界に驚きを与えた一方、平昌五輪女王アリーナ・ザギトワは2位で敗れた。母国ロシアの有名ジャーナリストは「何によって前へ抜け出すか考えなければいけない」と自身の武器と戦略を見直す必要性を訴えている。
日本が誇る16歳の超新星にスポットライトを当てたのは、ロシアメディア「sports.ru」だった。記事ではロシアの有名ジャーナリスト、エレーナ・ヴァイツェホフスカヤ氏が登場。大会を総括している。
同氏は「GPファイナルは最終的に昨年までジュニアだった日本の選手を(シニアの)トップに移したものとなった。フリーでのリカの構成点は72.40点でザギトワは72.20点だった」と振り返った上で、紀平を指導する浜田美栄コーチが4回転ジャンプの習得に取り組んでいくことを明かしたと伝えている。
一方で、今回は敗れた母国の女王ザギトワについても「アリーナは十分に高い結果を出す能力があります」としながら、続けて課題も指摘している。