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「温めて温めて尚弥さんに繋ぐ」 日本人には高い壁…中量級で世界を狙う平岡&佐々木が大一番へ

ボクシングのWBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦12回戦が9月3日に東京・有明アリーナで行われる。同級6位・平岡アンディ(大橋)がWBA暫定王者イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)と対戦。両者は8月31日、神奈川・横浜市内のホテルで会見した。NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信。戦績は28歳の平岡が23勝(18KO)、41歳のバロッソが25勝(23KO)4敗2分け。

サングラス姿で会見した平岡アンディ【写真:中戸川知世】
サングラス姿で会見した平岡アンディ【写真:中戸川知世】

平岡アンディが大一番

 ボクシングのWBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦12回戦が9月3日に東京・有明アリーナで行われる。同級6位・平岡アンディ(大橋)がWBA暫定王者イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)と対戦。両者は8月31日、神奈川・横浜市内のホテルで会見した。NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信。戦績は28歳の平岡が23勝(18KO)、41歳のバロッソが25勝(23KO)4敗2分け。

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 世界に繋がる大一番に向け、サングラス姿で会見した。元日本&WBOアジアパシフィック同級王者の平岡は昨年12月以来の試合。2013年12月のプロデビューから23連勝で無敗を守ってきた。KO勝ちなら10戦連続。「ここまでコンディションが良く、体重もつくれている。トレーニングもとても充実した内容でした。とても楽しみです」と冷静だ。

 海外に猛者が多く、世界挑戦が難しい階級。WBA暫定王座は日本ボクシングコミッション(JBC)非公認のため、今回は世界挑戦とはならないが、正規王者ホセ・バレンズエラ(米国)への挑戦権を懸けた一戦になる。日本人にとって高い壁をぶち破るチャンスだ。

 ガーナ系米国人で父のジャスティス・コジョ・トレーナーと親子二人三脚でここまで来た。相手について「映像でも何度か見させていただいてとても素晴らしい選手」と敬意を払いつつ、「ただ、自分がしっかり勝って次に進みます」と闘志を燃やした。

会見で並んで撮影に応じる平岡(右)とイスマエル・バロッソ【写真:中戸川知世】
会見で並んで撮影に応じる平岡(右)とイスマエル・バロッソ【写真:中戸川知世】

 メインイベントでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が元IBF王者TJ・ドヘニー(アイルランド)と4団体防衛戦を実施。平岡は「このような素晴らしい試合に出させていただけて感謝しています。(会場を)温めて温めて尚弥さんに繋ぎます」と宣言した。

 一方、バロッソは「このチャンスをいただいたことを神に感謝したい。リングで戦えることに感謝したい。体調的にはコンディション、メンタルも充実している」と自信。「(平岡は)若くていい選手。だが、俺たちは勝つために来た。スペクタクルな試合をしたい。俺たちはどんな試合展開でも対応できる練習をしてきた。打ち合うなら打つ。相手がどう出るかによって試合を展開する」とした。

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