戦意喪失で30発以上… 衝撃の“遅すぎるKO判定”に海外波紋「試合を止めろ!」
総合格闘技のMMAで戦意喪失した選手が防戦一方となったが、主審が試合を止めず。猛烈な連打を30発以上許した後、ようやくストップした判断の遅さが非難を浴びている。海外メディアが“遅すぎるKO判定”の実際の様子を動画付きで公開すると「残酷な遅さのストップ」「なんと無茶苦茶な」と波紋を呼んでいる。
MMAのLFAライト級王座決定戦でまさかの事態「残酷な遅さのストップ」
総合格闘技のMMAで戦意喪失した選手が防戦一方となったが、主審が試合を止めず。猛烈な連打を30発以上許した後、ようやくストップした判断の遅さが非難を浴びている。海外メディアが“遅すぎるKO判定”の実際の様子を動画付きで公開すると「残酷な遅さのストップ」「なんと無茶苦茶な」と波紋を呼んでいる。
選手ではなく、主審が脚光を浴びてしまったのはLFAライト級王座決定戦オースティン・ハバード―キリス・モタの一戦だった。試合はハバードが優位に展開。そして、5回を過ぎると一気に動いた。猛烈なラッシュでモタを圧倒。問題のシーンは残り1分を切ったあたりで訪れた。
フェンス際で座り込んで防戦一方となったモタに対し、ハバードはガードの上から顔面にパンチを叩き込み、ボディーに膝蹴りを入れる。一度はモタも立ち上がったが、すぐに追い込まれて跪くと、戦意喪失した様子。全く手を出すこともできず、ひたすら連打を浴びるのみ。それでも、レフェリーは試合を止めない。
その後もガードの上からパンチを入れ続けるハバード。実況席も騒然となり「試合を止めろ!」「これはジョークだ!」と絶叫した。30発以上打ち込んだ時、ようやく主審が試合を止めた。ハバードは「やっと終わった」とばかりに両手を広げて喜んだが、モタは座って呆然自失のまま、関係者から処置を受けていた。