紀平梨花が快挙! 233.12点で真央以来13年ぶりシニア1年目V ザギトワに勝った
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日(日本時間9日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)が150.61点、合計233.12点で優勝。浅田真央以来、日本勢13年ぶりとなるシニア1年目のファイナル制覇を達成した。SP2位の平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)は148.60点、合計226.23点で2位だった。
GPファイナル女子で紀平が優勝
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日(日本時間9日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の紀平梨花(関大KFSC)が150.61点、合計233.12点で優勝。浅田真央以来、日本勢13年ぶりとなるシニア1年目のファイナル制覇を達成した。SP2位の平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)は148.60点、合計226.23点で2位だった。坂本花織(シスメックス)は合計211.68点で4位、宮原知子(関大)は合計201.31点で6位だった。
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日本の超新星が快挙をやってのけた。フリーナンバー「Beautiful Storm」に乗せた紀平は冒頭の3回転アクセルで手をつくミス。しかし、3回転アクセル―2回転トウループを綺麗に決めると、3回転ループも立て続けに着氷させた。中盤、キレのあるステップ、スピンを見せると、中盤以降も3回転ルッツ―3回転トウループなど、コンビネーションも含め、ジャンプを着実に決めた。
滑り終えると、日の丸が揺れる観衆から大歓声が降り注ぎ、ほっとしたような安堵の表情。浜田コーチと抱き合い、労われた。
紀平は今季がシニア1年目。代名詞の3回転アクセルを武器にしてGPシリーズ連勝で一躍、脚光を集めてファイナルに駒を進めると、6日(日本時間7日)のSPでは新採点方式でザギトワを上回り、世界最高得点となる82.51点をマーク。世界に衝撃を与えていたが、16歳は勢いそのままに一気に頂点まで駆け上がった。
紀平の2人前に登場したザギトワは前半の3回転のコンビネーションジャンプの2つ目が抜け、以降は大きなミスなくまとめたが、連覇はならなかった。
【GPファイナル女子結果】
紀平梨花(日本)233.12点
アリーナ・ザギトワ(ロシア)226.53点
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)215.32点
坂本花織(日本)211.68点
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)204.33点
宮原知子(日本)201.31点
(THE ANSWER編集部)