メイウェザーの秘蔵っ子モートン

　24日（日本時間25日）にメキシコで開催されたライト級6回戦で、18歳のカーメル・モートンが衝撃の開始55秒KOで勝利を収めた。ビクトル・バスケス（メキシコ）を一方的に叩きのめしてデビュー5連勝（4KO）。米ファンからも驚きの声が上がっている。

【特集】入浴剤でパフォーマンス向上　トップアスリートも愛用、“お風呂博士”が5つのタイプ別に特徴を解説（W-ANS ACADEMYへ）

　1分も必要なかった。モートンは1回、40秒が経過した頃から攻勢を強め、ロープを背にした相手に右、左、右の強烈な3連打を浴びせた。バスケスは崩れ落ちてダウン。戦意喪失した様子で、最後は立ち上がろうとしたもののダメージは大きかった。レフェリーが試合を止め、モートンの勝利となった。

　動画を公開した米スポーツチャンネル「DAZNボクシング」公式インスタグラムが「カーメルの試合は入場にかかった時間よりも早く終わった」と文面に記したとおり、あっという間の決着。米ファンからは「階級が違うように見えるな」「相手はプロなのか？」「観客の中から対戦相手を選んだのかな」「カーメルは怪物だ」「スムーズだし我慢強いね」「完全破壊した」「凄すぎるな」などと衝撃を受けた様子のコメントが集まっていた。

　アマ18冠を達成しているモートンは元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏の秘蔵っ子として知られ、昨年のプロデビューから高い評価を得ている。