ラケットがぐにゃり… 注目の20歳ズベレフ、初戦敗退 太ももで怒りの相棒“破壊”
今季ブレイクのズベレフ、自身初の世界ランク10位浮上も…大舞台で若さ露呈
ズベレフは今季、ブレイクした選手の一人だった。
自身初の世界ランキング10位に浮上。20歳でのトップ10入りは、ファンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)以来の快挙で、今大会は第32シードに入った兄のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)とともに大会初のシードされた兄弟となったことがATP公式サイトでも紹介され、V候補としても注目を集めていた。
だが、初戦の相手は元世界ランク7位の実力者となった。現在は同37位ながらクレーを得意とする経験豊富な33歳のベテランで、ノーシードで当たる相手としては嫌な相手だったが、結果を残すことはできなかった。
これまでもコート上でラケットを破壊することが時々見られていたズベレフ。今回は若さを見せてしまったが、苦い経験を糧にしてさらなる成長を見せてもらいたいところだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer