一時2位転落も…17番再逆転の瞬間の表情に注目

　米男子プロゴルフのプレーオフシリーズ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権は18日（日本時間19日）、米テネシー州TPCサウスウインド（7243ヤード、パー70）で最終日を行い、松山英樹（LEXUS）が通算17アンダーで優勝した。17番パー4で約8メートルのバーディーパットを決め、再び首位に浮上したシーンにファンから感動のコメントが殺到している。

　松山はパットを決めると、軽く右手を握り締めガッツポーズ。ファンの声援に応える間も表情を崩さず、厳しい戦いだったことがうかがえる。首位から出たものの、15番パー4ではダブルボギーを叩き、スコアを落とした。猛追するビクトル・ホブラン（ノルウェー）に抜かれて一時2位に転落していたのが、このホールで再逆転した。

　この場面をPGAツアー公式のX（旧ツイッター）が「ここぞというときにバーディーパットを沈めた」「ヒデキ・マツヤマは26フィートから決め、再び単独首位に立った」とつづって動画を公開すると、早朝からプレーを見守った日本のファンから続々コメントが集まった。

「目に魂が宿ってるの見て、優勝できるって信じてました　あきらめない、立て直す力を感じました」
「波乱万丈の最終日 夢の世界No.1へ おめでとう」
「朝から、感動ありがとうございます」
「素晴らしすぎます！！　おめでとうございます」
「やっぱり凄い」

　松山は2月のジェネシス招待に続く今季2勝目。アジア人初の米ツアー通算10勝目を挙げた。