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「相手はすぐに心が折れる」 亀田和毅が世界前哨戦に自信、父・史郎氏も「和毅は3階級制覇や」

ボクシング元世界2階級制覇王者のIBF世界フェザー級3位・亀田和毅(TML)が24日、大阪・吹田市の大和アリーナで同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)とIBF同級挑戦者決定戦12回戦を行う。17日は父の史郎トレーナーとともに意気込みなどを語った。勝てば王者への挑戦権を得る。興行はABEMAで生配信される。

父・史郎トレーナー(左)の持つドラムミットにパンチを打ちこむ亀田和毅【写真:亀田プロモーション提供】
父・史郎トレーナー(左)の持つドラムミットにパンチを打ちこむ亀田和毅【写真:亀田プロモーション提供】

亀田和毅の大一番まで1週間

 ボクシング元世界2階級制覇王者のIBF世界フェザー級3位・亀田和毅(TML)が24日、大阪・吹田市の大和アリーナで同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)とIBF同級挑戦者決定戦12回戦を行う。17日は父の史郎トレーナーとともに意気込みなどを語った。勝てば王者への挑戦権を得る。興行はABEMAで生配信される。


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 和毅は昨年10月、ドラミニに判定負け。3月に再戦予定だったが、IBFがドラミニとアーノルド・ケガイに挑戦者決定戦を指示し、ドラミニが和毅戦を取りやめた。「負けたら引退」を公言していた和毅は、代わりにケビン・ビジャヌエバに5回終了TKO勝ち。その後、ケガイがドラミニ戦を辞退し、今回のドラミニ―和毅戦が組まれた。

 世界3階級制覇へ正念場。勝者は同級王者アンジェロ・レオ(米国)への挑戦権を得る。興行は新規イベント「3150×LUSHBOMU」の第1回として開催。これまで兄の亀田興毅氏が主催してきた興行「3150FIGHT」と、音楽などを中心としたエンターテインメント「LUSHBOMU(ラッシュボム)」のコラボとなる。同興行は今後、10月12日に愛知、12月21日に静岡での開催を予定している。

 試合まで残り1週間。和毅はすでにスパーリングを打ち上げ、最終調整中だ。今回は以下のコメントを発表した。

――現在のコンディションは。

「試合まで残り1週間ですが、ここまで凄くいい練習ができました。コンディションは最高だと思います」

――この試合に向けて具体的にどのようなトレーニングを。

「今回の試合に向けてのスパーリングは合計120ラウンドぐらい。いろんな国からスパーリングパートナーに来てもらいました。アフリカからも、アメリカからも来てもらったので、本当に良いスパーリングができたと思う。身体の調子も良くて、しっかりと追い込む事ができました」

――自身にとってどのような試合に。

「今回の試合は自分にとっての世界に向けてのテストマッチとなると考えています。良い内容で勝つことができれば次に繋がるので」

――先日、IBF世界フェザー級タイトルマッチで、当時の王者アルベルト・ロペスが挑戦者レオ・ロドリゲス(アンジェロ・レオ)に失神KO負けという衝撃の結果となった。

「試合は見ました。両選手とも知っている選手ですが、レオ選手も強い選手なので、世間に言われているような番狂わせではないですね。レオともスパーリングも何回かしているし、評価の高かったロペスに勝ったので、レオの評価も上がるでしょう。自分が次の試合に勝てば、もちろんターゲットの一人になるのは間違いないです」

――ドラミニが来日。印象は「普通の選手。特に恐れることはない」と。

「(23年10月の)あの試合は自分のボクシングではなかったので何を言われても問題ないですね。あの試合で『強い選手だ』と言われても困るので。あの試合は自分のボクシングではないのでね」

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