本田圭佑、鮮烈な3戦連発も“らしい言葉”で心境吐露「僕にとってフットボールは…」
海外サッカーのオーストラリアAリーグ、メルボルン・ビクトリーの元日本代表MF本田圭佑が1日、リーグ第6節ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦で3戦連発となる先制ヘディング弾をマーク。今季4点目でチームを4連勝に導いた。チーム公式ツイッターは「堂々たるフィニッシュ」と本田のファインゴールを動画付きで公開しているが、本人は「まだまだ満足していない」「大事なのは、ここにいる皆を幸せにすること」と“らしい言葉”で試合を振り返っている。地元メディアが伝えている。
3戦連発となる今季4点目も心境吐露「まだまだ満足していない」
海外サッカーのオーストラリアAリーグ、メルボルン・ビクトリーの元日本代表MF本田圭佑が1日、リーグ第6節ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦で3戦連発となる先制ヘディング弾をマーク。今季4点目でチームを4連勝に導いた。チーム公式ツイッターは「堂々たるフィニッシュ」と本田のファインゴールを動画付きで公開しているが、本人は「まだまだ満足していない」「大事なのは、ここにいる皆を幸せにすること」と“らしい言葉”で試合を振り返っている。地元メディアが伝えている。
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暑い南半球で本田の輝きが増している。0-0で迎えた前半11分だ。左サイドから裏のスペースに上がったクロスに対し、素早く走り込んだ背番号4。相手ディフェンスの裏に入り、GKの動きを冷静に把握すると、しっちりと頭で合わせ、ファーサイドに叩き込んだ。一気に熱狂に沸くスタジアム。3戦連発となる先制点の瞬間だ。本田は歓喜を爆発させ、感情を露わにした。
チーム公式ツイッターは「華麗なパスワーク、堂々とした本田のフィニッシュ」とつづり、実際のゴールシーンを動画付きで速報した。試合も4-0と大勝。その勢いをもたらしたのは紛れもなく本田だった。しかし、高みを見据える男に満足感はない。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」豪州版によると、試合後は「まだまだ満足していない」と語った上で、心境を明かしている。
「もっと良くなれると思う。今日は僕もゴールできたし、チームは4点も決めた。それでも、まだミスが多すぎる。自分の成績は気にしていない。大事なのは、ここにいる皆を幸せにすること。僕にとってフットボールはエンターテイメントなので、ファンやサポーターを90分間を通して幸せにするのが仕事だと思っている。だから僕らはゴールを奪い、アグレッシブに攻めなければならない。全てはそのためです」
らしい言葉で、個人としてチームとして、さらにステップアップしていくことを求めた本田。カンボジア代表の実質的な監督就任など、異例の挑戦を続ける男は立ち止まることなく、走り続ける。
(THE ANSWER編集部)