本田真凜は「心から音楽を聞いている」 重鎮タラソワ氏が伝えた17歳の魅力
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯で6位となった本田真凜(JAL)。表彰台こそ逃したが、ショートプログラム(SP)、フリー、合計点すべてで自己ベストを更新し、収穫もあった。日本の17歳をロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏はどう見たのか。解説を務めた母国の国営放送で「彼女全体が音楽になっている」と語っている。
フランス杯解説で伝えた言葉「彼女全体が音楽になっている」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フランス杯で6位となった本田真凜(JAL)。表彰台こそ逃したが、ショートプログラム(SP)、フリー、合計点すべてで自己ベストを更新し、収穫もあった。日本の17歳をロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏はどう見たのか。解説を務めた母国の国営放送で「彼女全体が音楽になっている」と語っている。
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シニア2年目で奮闘を続ける17歳をロシアの重鎮はしっかりと評価していた。
フランス杯のフリー。本田がリンクに現れ、実況が「ジュニア時代に世界選手権など、ほとんどのタイトルを獲得したマリン・ホンダの登場です」と紹介すると、解説のタラソワ氏は「見てください。日本の美しい女性です」とピンクの華やかな衣装を着て演技を始めた本田についてコメントした。
持ち前の長い手足を生かし、演技冒頭から滑らかな滑りを見せると、タラソワ氏は「柔らかい足です。膝が柔らかい、柔らかく流れるように滑っている」と一言。音楽に合わせ、表現力を生かした中盤は「心から音楽を聞いているから、それがリズムある優美な身のこなしや足に表れ、彼女全体が音楽になっている」と高く評価した。