不振メドベ、母国の批判論に重鎮タラソワ氏が憤り「これまでの勝利が忘れ去られた」
実績を軽視する世論に苦言「私たちは物事を覚えていない国民よ」
メドベージェワはこれまで多くの勝利を積み重ねてきたが、「これももちろん、全て忘れ去られた。私たちは誰も何も覚えていない。私たちは(物事を)覚えていない国民よ」と過去の実績を忘れたかのような批判的な世論に苦言。「彼女はそれくらいの年齢よ。長くスケートしたい人は敗北を経験しなければならない」と長いキャリアでは挫折も必要と説いたという。
また、別の記事では昨季までメドベージェワの振付を担当したダニイル・グレイヘンガウス氏は「みんなと同じように女子選手の演技を見ていた。ザギトワ、トゥクタミシェワ、サモドゥロワのファイナル進出おめでとう。そして、ジェーニャ・メドベージェワを応援したい。これからの大会での幸運を願います」と躍進した選手の祝福とともに元教え子を労っていたという。
よもやの苦戦を強いられているメドベージェワ。しかし、平昌五輪直後のシーズンで新たな環境に身を置き、歩み始めたばかり。かつての輝きを取り戻すべく、奮闘する女王を信じて復活を待つしかない。
(THE ANSWER編集部)