福島&廣田、激戦の全日本V2へ決意 五輪レース見据え「日本人対決で勝つこと大事」
山口茜「まず100%の力を出したい」、武下利一「桃田選手に挑戦したい気持ち」
他種目も世界で活躍する選手が出場する。女子シングルスで連覇を狙う山口茜(再春館製薬所)は、世界ランク2位。「自分のプレーを出せれば、結果は付いてくると思う。結果にこだわりすぎず、まず100%の力を出したい」と話し、会場を訪れるジュニア世代に見てほしい点については「真似したいショットがあると思うけど、その中でも強い選手はフットワークなど基本、土台がしっかりとしている。そういうところの大事さも分かってもらえるように頑張りたい」と話した。
また、前回大会で現世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)や前々回覇者の西本拳太(トナミ運輸)を破って男子シングルスを制した武下利一(トナミ運輸)は「昨年とは違い、桃田選手はもう男子シングルスのナンバーワン。同じチームの西本選手、常山幹太選手も海外で成績を出している。昨年優勝しているけど、自分がどれだけできるか挑戦したい気持ち」と挑戦者の姿勢で臨むことを強調した。
大会は、翌27日に予選を行ってから組み合わせ抽選を行い、28日から本選が始まる。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)